2013年3月23日土曜日

House Vision ハウスビジョンその2 住友林業x杉本博司「数奇の家」モデルハウスに行ってきました


シャッキーン。

緊張感漂う外観。

現代アーティスト杉本博司x住友林業のコラボです。

右側にみえる生け垣、近づくと大量の竹ぼうきが整然と並んでいるのだと分かり、ちょっと驚きます。

杉本博司氏は写真作品が代表的ですが、古美術商の経験があったり歴史にまつわる展示なども行っていたりします。さらに最近は建築の仕事もされていて、三島のIZU PHOTO MUSEUMなどを手がけています。多彩な作品群の中、私は彼の写真作品「劇場」が大好きです。ゾクゾクします。

外観を裏切る事無く、中もピリッとした空気が流れています。

この展示は、杉本氏のNYの茶室を彷彿としますね。(造園会社のウェブサイトで茶室の画像を発見)

奇麗な和室といった印象なのですが、近づくと様々なディテールが見えてきます。特に、家具の足がとても特徴的。透明の足が美しく、どこか変態っぽさも(いい意味で!)感じました。素材といい、プロポーションといい、なんとも清涼感あふれる空間。

ただ、スツールの形を組み合わせると五輪塔になるというのは、ちょっとベタ(ポップ?)すぎて私はあまりピンと来ませんでした。彼の作品によく登場するトレードマーク的なシンボルですが、そのような意味深な形を踏襲しなくても、空間や空気が語ってくれているので十分だと思ってしまいました。


実際はこんな感じで、みなさんダラダラ腰掛けてるんですけどねw。部屋には上がれません。中央の華奢な白い柱の存在感がいいです。


この椅子の足は、見る角度によって木の太さや角度が少しずつ違って見える不思議なものでした。それも、ぼんやりしていたら気づかないくらい微妙な変化なのです。

はっと気づいて、唸りたくなる椅子。
私のようながさつな人間は、座らずに眺めるくらいがちょうどいいですw。

左の壁にかかっているのは、ミースのバルセロナパビリオンを撮影した杉本氏の写真作品。このモデルハウスに、建築をモチーフにした自身の美術作品をさらっと飾る、ユーモアすら感じる入れ子感。多才な方は、引き出しがいろいろあってうらやましいです。美術ファンも建築ファンも、ここでニヤリ。私は夫に言われるまで全く気づいてませんでしたが(汗)


離れの茶室。入り口に置かれた光学ガラスには、中央に川の流れのような大きな亀裂が入っているのが印象的です。こちらは、彼が直島・家プロジェクトで設計した護王神社の作品を彷彿としますね。透明なガラスの階段が美しい神社の作品です。

なんて、まるで見た事があるように書いてますが、、、

以前、瀬戸内芸術祭で直島を訪れたときは、護王神社を見るための待ち時間がすごくて、残念ながらパスしてしまいました。いつか、体験したいです。

茶室は、土壁を塗る前の骨格のみの状態。光が入って、奇麗。

ハウスビジョン、なにかとスケスケ感が高めです。

この茶室については、下にリンクしたHouse Vision公式サイトで杉本博司氏のインタビュー映像を見てください!なぜトタン屋根なのか、理由のスケール感がなんだかヤバいです。自分がとても小さな人間に思えます。

(つづく)

House Vision
http://house-vision.jp


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